転職活動しました

無事に転職活動が終わりました。自分の転職活動は様々な方に助けていただきましたので、この場を借りてお礼させていただきます。ありがとうございました。

 

なんか転職活動の情報がインターネットにあまり転がっていない職だったこともあり、メモがてら転職活動のログを残したいと思ったのですが、書き終わってから見返して見るとあんまり有用そうなことは書けてなかったので、これはお気持ちポエムです。

 

書かないこと

前職の社名
前職の悪口
前職の年収(これは低くて恥ずかしいからです)
前職の具体的な業務内容

 

受けた会社の社名
受けた会社の悪口
受けた会社の立地

 

その他、一般的に書いちゃいけないと思われるやつは書きません

 

まずは退職理由を簡潔に

最初に書いておくと、前職は建前などではなく本当に楽しく仕事させてもらっていたと思いますし、キッカケがなければあと数年は引き続き働いていたと思います。

もちろん不満はいくつもありましたが、それ以上に働きがいを感じていましたし、チームの中でもある程度頼られる立場になっていたこともあります。また、何よりも自分たちが作っているものに対して、素晴らしいものを作ることができているという気持ちがあったから続けられたのだと思います。

 

退職理由は特定の大きな不満があったとかではなく、複数の小さなキッカケが積み重なってしまったというだけのことでした。ただ、具体的にあげるとすれば「給与面と評価面に対する会社への不満」「仕事に対する考え方に関して上司と意見が対立した」「担当プロジェクトの将来性」あたりが退職の理由になったのかなと思います。

よく友人やツイッターのフォロワーからは「激務だったからやめたんでしょ」と言われますが、正直そちらは一番の理由ではありません。確かに月150時間近くの残業はやりすぎだったなだと思いますが、ツイッターとかで仕事量の愚痴をつぶやいていたのもかまってほしかっただけなんですよね。

 

転職活動のいろいろ

まず決めたことは、転職活動のおおまかな方針です。以下のような方向で次の職を決めようと思いました。

・職種は変えず、ディレクター職やプロデューサー職に

・業界はゲームだけじゃなく、エンタメ業界全般を見る

・基本的に知人の紹介で職を探す

・年収は前職で日頃から残業してた結果もらえた金額と同等を目指す

 

そんなわけで、まずは早めに知人へ向けた仕事を辞めるアピールをすることにしました。Twitterで退職宣言と仕事くださいというアピールをし、Facebookでも退職宣言をし、所属するSlackのディスプレイネームにこれみよがしに無職とか求職中とか書き散らかしました。結果的に直接お声掛け頂いたり、「良ければ紹介しようか?」と提案いただいたのが全部で6社という感じです。

 

そのうち受けたのは3社ですが、そのうち2社は知人の紹介ということもあり基本的に序盤の面接はほぼ無条件で突破できる感じでしたし、条件の交渉もしやすかったので、知人紹介はやりやすくていいなあと思いました。(残り1社は知人経由して更にエージェント経由したのでまあ微妙な点もあったし、それはそれでいい点もあった)

 

面接前の準備として、履歴書・職務経歴書ポートフォリオの3点を用意しました。ディレクター職にポートフォリオ作る必要あるか?と自分でも思いましたが、友人のすすめで作ったらめちゃくちゃ便利だったのでみなさん作ったほうがいいと思います。

 

ポートフォリオ制作に関しては以下のページを参考にしました。何をやっていたのか文字情報だけでは伝えづらいような業務を日頃から行っていたので、視覚情報と合わせて伝えることのできるこういった資料はディレクター職の転職活動には必須だと思いました。以下のリンクはwebディレクター用のテンプレートですが、実績の部分を様々な業務に書き換えればその他のディレクターにも使えると思います。

toksato.hatenablog.com

 

また、履歴書やポートフォリオ制作ですが、自宅のパソコンにOfficeも入ってなければAdobeと契約しているわけでもなくて困っていましたが、基本的に全てweb上のツールで完結することができました。

 

履歴書と職務経歴書は以下のwebサービスで作成しました。これめちゃくちゃ便利でした…。会社ごとのちょっとした書き換えなどもサクッと対応できて、次以降も必要があればこのサービス使おうと思います。

rirekisho.yagish.jp

 

ポートフォリオはすべてGoogle スライドで作成しました。こちらは説明不要だと思いますが、モバイル端末からも簡単にアクセスできて良いですね。

 

上記3点が揃ったら全てpdfで書き出し、Google Driveで1つのフォルダにまとめて、共有リンクを送りつける形で提出しました。受けていた会社がIT系の企業ということもあると思うのですが「紙で渡されると人事間での共有めんどくさいし、1つのリンクでこうやってまとまってるとめちゃくちゃ助かる」と言われたのでいい方法だったのかなと思いました。

 

上記3点の資料に関してはまだそのままデータ残してあるので、もし書き方を参考にしたいという知人がいればお見せしますので気軽にお声掛けください。流石に全体に公開はしません。

 

面接に関しては、どこの会社も私服可ということだったので全部普段着の柄シャツで臨みました。特にどこも怒られることもなく全部の面接を通ることができたので、エンタメ系の会社はやっぱいいなあとなりました。みんなもポケモンシャツで面接していきましょう。

 

面接に関しては最初の面接から最終面接まで、全部合わせても3週間くらいで終わらせることができました。中には面接1回で内定をくださった会社もあり、良くも悪くもスピード感があって面白かったです。このご時世なのでオンライン面接も経験しましたが、webカメラのために部屋を片付けるの面倒くさかったです。

 

結果的に受けた3社とも内定をいただくことができましたが、正直1社だけ受かればいいやと思っており、何を基準に会社を選ぶか考えていなかったのでこの時期がめちゃくちゃしんどかったです。相談に乗ってくれた皆様ありがとうございました。

 

給与面・社内環境・一緒に働く人…という感じで3社とも良い点がバラバラだったのですが、最終的に一緒に働く人がどういう人なのかという点で一番好印象だった会社に入ることにしました。行くところに行けば年収+200万円以上というものもあったり、数十億規模のイベントの責任者ポジションをポンと提示してくれたりと、オファー面談では各社かなり魅力的な条件を提示してくださったので、めちゃくちゃ悩みました。複数の会社を受けて条件の交渉をするって大事だなーと思いましたね。

 

前職の経験はどこの会社でもすごく重宝していただけて、所属している会社で様々な業務範囲を経験しておくことってすごく大事ですし、自身の資産になるなーと思いました。結局最後まで社内での評価は上がりませんでしたが、外に提示してみるとこんなに評価してもらえるんだと承認欲求がモリモリ満たされました。でもこれってちゃんと業務をやれるところまでやりきった結果なので、会社に不満があったら転職を見据えてむしろ業務にきちんと取り組むことが大事なんだろうなと。

 

そして

そんなわけで、明日からはコンテンツ業界で相変わらずディレクターをやっていきます。初日からリモートワークで(入社式もオンライン)なかなか実感がわきませんが、ニートでだれきった脳みそを切り替えて頑張っていこうと思います。

 

おわり